世界有数の複雑さ (今日のテーマ)
BlogPet 今日のテーマ 世界有数の複雑さ
「東京の地下鉄、迷わずに乗り継ぎできる自信はありますか?」
一番のネックは東京の地下鉄は、東京メトロと都営地下鉄の2本立てになっていることだと思うんですよね。このおかげで地下鉄同志の乗り換えであってもいったん改札を出ないと乗り換えができないとか、本郷三丁目駅のように、いったん地上に出ないと乗り換えができないとか、いろいろデメリットが出てきていると思います。
まあ、同じ会社同士であっても、いったん改札を出ないことには乗り換えできない(例:池袋駅での東京メトロ丸ノ内線・副都心線と有楽町線の乗り換え)とか 、乗り換え駅となっていても、路線ごとに駅名が異なる(東京メトロ丸の内線の淡路町駅、東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅、都営新宿線の小川町駅が相互に乗り換え可能という扱いになっている)などというのも混乱の素でしょう。
地元民であっても混乱することがあるくらいだから、お上りさんや外国人にとってはなおさらではないでしょうか?
東京都の方では、東京メトロと都営地下鉄の一元化が何とか図れないかと考えているようですが、東京メトロ自体、そして東京メトロの親会社の一つであるところのJR東日本では乗り気ではないようですね。また、乗客の中にも、都営地下鉄の運賃が東京メトロより高めであることを理由に渋る人もいるようです。
でも、東京の地下鉄って、高いと言われる都営地下鉄であっても、実は日本の他都市よりも運賃水準は安いんですよ。地下鉄の初乗り運賃が200円以下なのは東京だけです。他都市では、たとえ大阪や横浜であっても、200円、京都に至っては210円です。他都市の人間から見れば、「なーに贅沢言ってるんだ?」じゃないでしょうか?
東京メトロ存続でも、東京都交通局存続でもどちらでもいいですから、一元化は進めてほしいですね。企業エゴで、利用者の利便性をスポイルしていいわけないんですからね。
さて、ここまで複雑怪奇に発達した東京の地下鉄も副都心線の開通をもって、一応新線開通は完結だそうです。1局1社合わせて13路線とは、考えてみればよく作ったものですね。量的拡大の後は、質の向上、これが一利用者としての願いです。木に竹を接いだような乗り換え駅の設置は、もう願い下げにしたいですね。
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