第9回関東バスフレンドまつり
関東バスが毎年行っている関東バスフレンドまつりも今回で9回め。また終わり間際に行くことになったけど、今年も行ってきた。
その中から、何枚か。
こちらは、日産ディーゼル工業(現UDトラックス)のKL-UA272KAMというノンステップバス。車体は2002年度いっぱいでバス車体製造より撤退してしまった富士重工製。本当のことを言うと、東京23区内の路線バスでは今やここくらいしかない平成元年排ガス規制準拠車(NOx・PM低減装置をつけて、規制はクリアしている)の方を撮りたかったけれども、あいにく写真の撮りやすい位置に止まっていなかったので、同じ富士重工製の車体だからと、こちらを撮った次第。
で、これ家に帰って調べてみたら、富士重工製ボディの最終期のものだった。2002年式なので。
こちらは、コミュニティバスの成功例として、広く語られている武蔵野市のコミュニティバス、「ムーバス」で使用されている、日野自動車製の小型バス、「ポンチョ」と「リエッセ」。
写真の左側のバスが「ポンチョ」、右側のバスが「リエッセ」なのだが、こう並べてみると出入り口に1段ステップのある「リエッセ」よりも、出入り口にステップがない分高さが低くてよさそうな「ポンチョ」の方が背が高いことがよくわかる。年鑑バスラマの諸元表でも確認してみたが、「リエッセ」の全高は2820mm、「ポンチョ」のそれは3100mmとなっている。これは意外だったなぁ…
この手のイベントでは廃車から取り外した部品の即売会が開かれるのが定番だけど、その中での目玉商品がこれ。
関東バスのヘッドマークである。
1990年式の車までは、このような鋳物のヘッドマークが取り付けられていたが、1991年式からこれがステッカーになり、ノンステップバス導入に伴って、それすらもなくなり(Non Step Busの文字がでかでかと前面に入ったので)、以後の新車では省力化というわけかノンステップバスの文字が小さくなっても復活しなくなってしまった。それからの関東バスの前面は今一つ締まりがなくなったんだよなぁ…
もう終わる1時間ほど前に行ったのだけれども、近所の子どもたちが来て、わいわい楽しんでいるのはほほえましい光景。
また来年も開いてくれないかな? その時はもっと早めに行くようにしよう。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
あゆざかけいさん、こんばんは。
こちらも「2010路面電車の日記念イベント」がこの日あったということは知りませんでした。
しかも鉄道ジャーナリストの史絵さんが来ていたんですね。
関東バスフレンドまつりはどちらかというとバスマニアよりは、近隣の住民との触れ合いイベントという感じが強い感じを受けますので、知らなくても無理はないかもしれません。自分も関東バスのホームページを見なければ見落とすとことでしたから。
でも、手作りっぽいイベントで近所の子供たちが楽しんでいましたよ。
投稿: ごまめ | 2010/06/07 22:43
こんばんは(^^)
『関東バスフレンドまつり』ですか。
不勉強ながら存じませなんだ。
やっぱりファンの方々は毎年参加されるのでしょうね。
こういうイベントもどんどんやって欲しいですね。
投稿: あゆざかけい | 2010/06/07 21:17