山手線の7号車と10号車の話
6月から、山手線の駅にホームドア(と言っても、天井まであるわけではなく、腰くらいまでの高さなので、「可動式ホーム柵」とか「ホームゲート」と言ったほうがいいらしい)が導入される。まずは目黒駅と恵比寿駅に先行導入し、全駅設置は2017年度になるらしいけど。
その絡みで、今山手線電車の7号車と10号車に組み込まれている6ドア車は4ドア車に差し替えになる。これは、
田端~田町間で方向別複々線となっている京浜東北線の電車、E233系1000番台に合わせてのこと。209系は6号車が6ドアだったけど、E233系1000番台では、ラッシュ時の混雑率も最近は下がってきたことと、座席数を増やし着席機会を増やす、ということで、4ドアのみになったから。
さて、ここで問題になるのは、実はドア配置。実は、同じ4ドア車でありながら、E231系やE233系は先頭車と中間車で、ドアの配置が若干ずれている。
E231系の場合は、
先頭車:0-D-6-D-7-D-7-D-3または3-D-7-D-7-D-6-D-0(Dは客用ドア、数字は片側の座席定員。以下同じ)
中間車:3-D-7-D-7-D-7-D-3
E233系1000番台の場合は
先頭車:0-D-5-D-7-D-7-D-3または3-D-7-D-7-D-5-D-0
中間車:3-D-7-D-7-D-7-D-3
となる。
さらに山手線は11両編成、京浜東北線は10両編成なので、線路の定期保守のために京浜東北線の電車が方向別複々線区間で、山手線の線路を走る場合、単純に考えると10号車はホームドアとドアの位置が合わない。
ということで、10号車は京浜東北線の先頭車に合わせて、中間車だけど、11号車側より、4-D-5-D-7-D-7-D-3というドア配置になるそうだ。番台もサハ231形4600番台となるみたい。ちなみに7号車はサハ231形600番台かな?
実は帰りに乗った電車が7号車、10号車を4ドア車に差し替えた編成だったんだけど、いつもは6ドアの所が4ドアになっているのにはいささか面食らった。まあ、これは慣れだろうけど…
では、今まで7号車と10号車に組み込まれていた6ドア車(サハ230形500番台)は、というと、廃車にするとの事。まだ10年も使っていないと言うのに…
埼京線のサハ205置き換え用(これで、埼京線のサハはみんな6ドアに)と言うわけには行かないか…
編成美が乱れるしなぁ…
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