第73回板橋落語会
2008年最初の板橋落語会です。
神田織音 :寛永三馬術より 梅香の誉
鈴々舎わか馬:質屋庫
ここは開演がいつも18:30なので、サラ口(番組表、つまりプログラムの一番初め)にはいつも間に合わない。と言うわけで、サラ口は今日もロビーのモニタで見物。ところがいるんだね、やっている最中に出入りするのが。基本的に出入りは入れ替わりの最中にやるのが原則、ということがわかっていないらしい。実際、口演中に入ろうとすると、係りの人に制止されるんだけど、その目を盗んでやるんだから、どうしようもない。
さて、鈴々舎鈴之助師匠の出囃子「がんばれ赤胴鈴之助」に合わせて、客席へ。席はところどころ空いていそうなんだけど、やれ先客がいるとか何とかで、座れそうな席がない。仕方なく係りの人が用意してくれた折りたたみ式パイプいす(池袋演芸場みたい)で見ることに。マクラで今楽屋働きとか高座返しをやっている柳家ごん坊さんが今年5月に二つ目に昇進するので、今回が最後の楽屋働きとなる旨の報告。客席からは祝福の拍手が。よかったね>ごん坊さん。
トリはわか馬さんの質屋庫。これは何度か聞いたけど、今回はお囃子が生、と言う点を生かして、ハメモノ入りに。龍紋の羽織と小柳の帯が相撲を取るところで、触れ太鼓を入れたり、掛け軸から天神様が抜け出るところで能管が入ったりと、効果たっぷりに。ちなみに、この天神様の掛け軸の預け主が「藤原さん」というのは、藤原時平と菅原道真の確執が元ネタだろう。その証拠にこの話のマクラの小話で「天神様のお賽銭にお札がない」「なんで?」「天神様は紙幣(藤原時平の『時平(しへい)』と『紙幣』)をかけている)は嫌いだ」というのがある。
今回は、いつもは別の落語会で顔を合わせる人が来た。板橋落語会は今回は初めてだとか言ってたけど、どういう感想を持っただろうか? 気になるなぁ…
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