光が丘、そして池袋
今日は変則的ながら、落語三昧の日。
まず午前中は、光が丘IMAホールで春風亭正朝一門+ゲストによるIMA寄席。
春風亭正太郎:たらちね
春風亭朝也 :粗忽の使者
春風亭正朝 :へっつい幽霊
今回は、五代目春風亭柳朝一門で出演者は統一。というのも、今回のゲストの朝也は、正朝師匠の兄弟子、春風亭一朝師匠の弟子。正朝師匠と一朝師匠はともに五代目柳朝師匠の弟子だから、正朝師匠から見れば、朝也は甥弟子という関係。ちなみに、当代柳朝は六代目。一朝門下で、朝吉→朝之助と名乗った人である。
正朝師匠は今回からは釈台なしで登場。DVDを出すとかで、今回のネタはDVDに収録する予定のへっつい幽霊。IMA寄席の後に収録に入るとかで、DVDが出た暁には、IMA寄席のときとどう違うか楽しみにしていてください、とCM。発売されたら、IMA寄席でも売りに出すとか。楽しみです。
IMA寄席がはねたら、池袋。目的は池袋演芸場の昼席ではなくて、シネ・リーブル池袋。国分太一主演の映画「しゃべれどもしゃべれども」。この映画で国分太一は主人公である二ツ目の落語家、今昔亭三つ葉(こんじゃくていみつば)を演じるのである。
この映画については、入船亭遊一から、自分もチョイ役だけど出るから、ぜひ見に来てください、とさんざん聞かされていたので、封切りを待ちかねていたのである。ちなみに遊一は、一門会のシーンでの囃し方で鳴り物の担当。写っていた時間はそう長くないけれども、正面からしっかり写っていた。このほかにも、林や彦丸と金原亭馬吉が踊りの稽古の弟子役で出ていた。柳家三三師匠も落語監修・指導のみならず、末広亭のもぎり役でちょこっと出演していた。
映画の感想は、三つ葉の祖母役が八千草薫なのはど~も、という気がしたけれど(原作を読んだ限りでは、かなり口が悪いんだけど、それに八千草薫じゃ上品過ぎるんだよなぁ。山岡久乃が生きていれば、彼女にやってほしかったような気がする。)、それ以外は特に文句のないできばえだった。落語が題材のためか、スクリーンを見ながら、笑うこともしばしば。映画を見て、ここまで笑ったのも久しぶりなような気もする。1,800円の値打ちはあったなぁ。
ちなみに、隣でやっていたのが「パッチギ」の続編、「パッチギ LOVE&PEACE」。こっちはどうしようかな?
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