寝つきが悪いのは「うつ」かも……
睡眠時間】うつ状態と強い関連性‐短くても長くてもリスク高まる
このニュースは昨日の東京新聞の朝刊で知ったけど、Webからは引っ張ってこれなかったので、薬事日報のほうより引用する。
今までうつと不眠と言うと、早朝覚醒というイメージが強かった。が、日大医学部の兼板佳孝専任講師(睡眠疫学)によると、2000年に旧厚生省が実施した保健福祉動向調査のデータから、睡眠時間や不眠症状、うつの傾向を測る指標について、全国300地点から無作為に選ばれた成人男女約25,000人分のデータを抽出して解析した結果、早く目が覚める人よりも、夜中々寝付けない人の方がうつの傾向が強い、という結果が出たそうである。早朝覚醒はうつの症状よりもむしろ年齢との関係が深いということだそうだ。
ついでに言うと、睡眠時間とうつとの関連では、7~8時間寝ている人が一番うつの割合が少なく、それより多かったり少なかったりする傾向があるという。それと寝酒も却って夜中に目が覚めてしまうなど悪影響が強いそうだ。
自分の体験で考えると、早く目が覚めてしまうというよりも、夜なかなか寝付けず、その分朝起きられない傾向が強かった。今回の研究結果はそれを裏付けてくれたことになる。
起きたい時間のだいたい7時間前に服用すれば、起きられる睡眠薬を処方されていたのもそういうわけだったんだなぁ…
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