大銀座落語祭が何だ~、ってなわけで黒門亭
この三連休、銀座は大変なことになっています。東西の落語家が集まって銀座のあっちこっちで落語会やっていますから。
でも、中島みゆきよりは山崎ハコ、鉄道よりはバスを愛するごまめさんですから、この日も行ったのは黒門亭。ええ、そうですよ、お目当てのイベントは軒並み完売御礼でしたから。
で、大銀座落語祭に行けなかった客と大銀座落語祭にお呼びのかからなかった二ツ目による本日の黒門亭、昨日と違って、今日はほぼ満席。満員御礼になったのかな。
で、出し物は
前座(この日は春風亭一左)「牛ほめ」
柳家喬之進「母恋いくらげ」
三遊亭金兵衛「鰻の幇間」
川柳つくし「松山鏡」
入船亭扇里「へっつい幽霊」
今日の収穫は金兵衛さんの「鰻の幇間」。昼飯ろくに食わずに行ったものだから、鰻を食べているところを見ていると、こっちまで鰻食べたくなってきてしまった。
「あ~、鰻食いてえ。帰りに吉池で買っていこうかな。でも、親父寸胴でなにか作ってたなぁ。カレーかな~。カツカレーってのはあっても、鰻の蒲焼にカレーというのもなぁ...白焼きならまだなんとかなるかなぁ...」とかろくでもないことを考えたり...
あ、あと喬之進さんにおわび。「海の日」は、1876年に明治天皇が東北地方を巡航した時に、それまでの軍艦でなく灯台巡視の汽船「明治丸」で公開をし、横浜港に戻ってきたのが7月20日だということで、1941年に制定された「海の記念日」を「海の日」として祝日化したんだった。あの時、灯台が初めて出来た日とかなんとか言っちゃったけど、灯台に関するのは「灯台巡視の汽船」と言うところ以外、何も関係なかった。でも、そのあとで、灯台記念日は灯台記念日で別にあった、と訂正した(こちらは11月1日)から、「弥次郎」(←うそつき)とか「千三つ屋」(←千のうち三つくらいしか本当のことを言わない、と言う意味だから、事実上のうそつき)とか言わないで。でも、「やかん」(矢をカーンと跳ね返すから、「やかん」と言ったことから、知ったかぶりの意味)とは言われるのは甘んじて受けないとだめかな。
つくしさんは昨日と新作と違って、古典の「松山鏡」。民話調の素朴な話で、今日は落語家として拝聴させていただきました。
CD、2つまとめて買いたかったけど、手持ちの金が1万切っていたからなぁ...
扇里さんの「へっつい幽霊」。いい声していますね。熊さんの声にはしっくりきていました。やはり落語家はある程度太い声の方が聴きやすいですね。さすがトリと言う感じ。
明日は黒門亭はないなぁ...早起きして福袋演芸場に行こうか。
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コメント
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ぴょんたろは、吉池の丸みたいな訂正したかったみたい。
でも吉池と巡航するつもりだった?
でも吉池が銀座まで感じっぽい巡視したかもー。
でも吉池は満員っぽい公開したいなぁ。
投稿: BlogPetのぴょんたろ | 2006/07/19 19:00