今日さいたまスタジアム2002では、こんなことがあったんですねぇ。実は当日ここに来るまで全然知りませんでした。(爆)しかも、因縁のサッカー戦。なぜ因縁かって? WBCで予選リーグを全勝しながら、準決勝で対日本戦で涙を呑んだではありませんか韓国は。となると、今回のサッカーは韓国にとっては言って見れば、
「WBCの敵をデンソーカップサッカーでとる」
という感じになると思います。韓国側の応援はなみなみならないものがあったでしょう、きっと。
で、この日は埼玉スタジアム2002へ行ったが、ゲートはくぐらず、駐車場へ。お目当てはサッカーではなく、国際興業バス主催でこの日埼玉スタジアム2002の南側駐車場で行われた、日本に最後まで残ったいすゞBU型のお別れイベントに行っていた。
こちらは今回展示されたバス。国際興業バスで使われた後、昨年までグループ会社である岩手県交通で使われていた車両である。1台は岩手県交通の使用のままだが、もう1台は懐かしい国際興業時代の塗装に戻しての展示である。左側が岩手県交通の塗装の770号車、国際興業時代は5084号車といわれた車両である。右側は国際興業時代の塗装と番号(3491号)に復元された岩手県交通の769号車である。どちらもメーカー形式は同じ1980年式のいすゞBU04だが、細かいところが違っている。
こちらは国際興業時代は3491号、岩手県交通では769号車といわれた車。側面の方向幕が中扉の上にあり、非冷房で登場し、後に走行用エンジン直結式で冷房改造されたものである。ついでに言うと、改造と言うことで冷房用ダクトも片側だけだったように記憶している。ちなみに、前中の扉の間は1列×2となっている。なお、系統は「東55」、行き先は「東京駅丸の内北口」となっているが、これは国際興業では志村営業所の担当。3491号は赤羽営業所配属の車両だったので、国際興業時代にこの路線にこの車が走ったことはない。自分は赤羽営業所の路線の沿線住民だから、この車を何度も見たことはあるから、断言できる。
岩手県交通塗装のこの車は、国際興業バス時代は5084号車。こちらは側面方向幕は中扉の後ろの車掌台のところにある。また新製当時から冷房が付いている。この時代の国際興業バスの冷房車は、冷房使用時に走行用エンジンの出力がそちらに取られるのを防ぐために冷房装置用のエンジンを別に載せたサブエンジン式という方式をとっている。このため、冷房装置駆動用のエンジンのあるところは、座席配置は左1列、右2列となり、かつ、座席部分の床が通路より高くなっている。
この車は国際興業時代に志村営業所に配置されていた。

ちなみに国際興業時代の3491号、岩手県交通では769号だったバスは栃木県にあるおもちゃのまちの中のトミーテックの工場に引き取られて、そこに展示されるというはなしである。というわけで、工場の最寄り駅にある「おもちゃのまち」駅の幕を出した状態の写真がこれ。
こちらは譲渡先である、トミーテックの幕を出した状態。実際に保存、展示されるときはこっちの幕を出すのかなぁ?
それはさておき、デンソーカップの結果はどうなったんだろう?
会場に時間ぎりぎりまでいると、サッカー観戦客と鉢合わせになりそうだったので、イベントが終わる30分前には会場を後にしてしまったからなぁ...
会場が以前のように、さいたま東営業所だったら、もう少しねばったんだけど、あそこは交通が不便だからこっちにしたのかな?
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