3/19 末広亭昼席
普通のカレンダーは7日おきに日付が並ぶが、寄席のカレンダーは10日おき。1日~10日が上席、11日~20日が中席、21日から30日(2月は28ないし29日、12月も28日だったかな)を下席と呼ぶ。31日は一日余るので、この日は余一回(よいちかい)といって、特別興業にあてるらしい。あと12月の30日か31日も余一回扱いだったような。あと、1月は正月特別興業と言うことで、上席を初席、中席を二之席(にのせき)と呼ぶ。
その伝でいくと、今日3月19日は3月の中席となる。昨日も書いたけど、寄席の虫がうずきだしたので、久々に寄席に出かけた。今日は新宿の末広亭、3月中席の寄席香盤だと、
落語:三升家勝菜(みますや かつな)or三遊亭窓輝(さんゆうてい そうき)の交代出演
曲独楽:柳家とし松
落語:三遊亭吉窓(さんゆうてい きっそう)
落語:三遊亭圓龍(さんゆうてい えんりゅう)
漫才:東 京二(あずま きょうじ)・東たかし
落語:三升家小勝(みますや こかつ)
落語:川柳川柳(かわやなぎ せんりゅう)
三味線漫談:三遊亭小円歌(さんゆうてい こえんか)
落語:古今亭菊丸(ここんてい きくまる)
落語:柳家三語楼(やなぎや さんごろう)
太神楽:鏡味仙三郎社中(かがみ せんざぶろうしゃちゅう)
落語:古今亭圓菊(ここんてい えんぎく)
-中入り-
落語:三遊亭圓王(さんゆうてい えんおう)
漫才:笑組(えぐみ)
落語:柳家小満ん(やなぎや こまん)
落語:古今亭志ん五(ここんてい しんご)
奇術:松旭斉美智(しょうきょくさい みち)
落語:三遊亭圓彌(さんゆうてい えんや)
となるのが、定席香盤。だけど、今日はこのように出演者は変更。
トリ(最後の出演者)三遊亭圓彌→川柳川柳
ヒザ代わり(トリの直前の演技者)松旭斉美智→柳家とし松
柳家とし松の本来の出番→笑組
笑組の本来の出番→紙切りの林家正楽(はやしや しょうらく)
川柳川柳の本来の出番に春風亭正朝(しゅんぷうてい しょうちょう)
と、このように変わることはよくあることで、落語協会とか各演芸場のWebサイト、鈴本演芸場、末広亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場では、その日の出演者がわかるようになってはいるのだが。
で、今日はどうだったかって? 実は、前座の開口一番を聞いていた段階でちょっと...という感じだったし、トリが圓彌師匠でなかったし...というところが少々がっかり。志ん五師匠の「蜘蛛駕籠(くもかご)」と三語楼師匠(今年の秋に六代目柳家小さんを襲名とのこと)の「長屋の花見」、「時そば」は誰がやっていたかなぁ? 小満ん師匠だったかな? この辺はよかったけど...とか書くと、前半はきちんと聞いていなかったようで演者には申し訳ないような気がするけど、別に評論するわけでもないからいいか...(^^ゞ
あと、末広亭に行った理由は、桟敷席(池袋演芸場にはない)を体験してみたかったのと、久々に都バスに乗ってみたかった、と言うのがあったりする。池袋からだと渋谷駅行きに乗って、新宿伊勢丹で降りると、JRの駅から行くより楽だから。
桟敷席はと、一度は体験してもいいけど、お目当てにするほどでもないなぁ、という感じだった。くつろげそうで、意外とくつろげなかった。トイレにたとうとしても、なかなか行けなかったし...今度行くときには椅子席で見よう。
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コメント
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二之でいいけど蜘蛛駕籠などやっていたかなぁ
ごまめが、大きい浅草演芸ホールなどをぎくしなかったよ。
投稿: BlogPetのぴょんたろ | 2006/03/20 11:12