「鉄」分濃いですか? 薄いですか?
これが不足すると、貧血になりやすい、と言うほうの鉄分ではありません。だから、レバーとかほうれん草とかをもりもり食べても、解決はしません。一説では後述のように悪化するとも...
わかりやすく言えば、「鉄」とは「鉄道ファン」とか「鉄道マニア」の略称です。そうそう、「鉄ちゃん」と言うのもありますね。もしかしたら、こっちのほうが正しいかもしれません。
で、どういうときに使うかと言うと、鉄道に関する「ウンチク」を誰かが語ったときに、その人に対して、
「『鉄』分が濃いですね~」
あるいは
「『鉄』分が多いですね~」
という感じで使います。中には「鉄」分の濃さ(あるいは多さ)を自慢する人もいるようですが、これはいわゆる「トリビア」に属することが多いので、このように言われることを素直に喜ぶことはなかなかできなかったりします。
これの反対語は「『鉄』分が薄い」または「『鉄』分が少ない」です。謙遜の意味で使うことが多いのですが、その裏には、
「あんたほど鉄道にはまっては無いよ」
という意味がこめられていたりします。
この「鉄」分と言う言葉、自分が言いだしっぺだと思っていたのですが、けっこう広く使われているようです。「鉄ちゃん」をさらに略して、「鉄」と言うようになったとき、栄養学でいうところの鉄分に引っ掛けて、こういう言い方を同時多発的に使うようになったのかもしれません。
なお、私めはレバーもほうれん草も嫌いではありませんが、それとこれとは関係ないはずだ、と思っています。それだったら、好き嫌いの無い人は全部「鉄ちゃん」になっちゃうでしょ?
でも、子供の頃は鶏肉はだめなのに、なぜかレバ焼きだけは平気だったからなぁ、しっかり「鉄分」のみならず、「『鉄』分」まで補給していたのかなぁ...
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