場内小型運搬車の電動化のこと
東京都は都内11ヶ所の卸売市場で使われる小型運搬車(「ターレット」などと呼ばれているとか)の電動化を推し進めるとか。昔鉄道の手荷物、小荷物輸送が盛んだった頃、上野駅なんかの構内を荷物を載せた台車を「ドゥルルル」って言いながら引っ張っていた運搬車の親戚筋みたいなものだろうな。
今のガソリンエンジン式だと大半が排ガス規制の対象外で、卸売市場の中は都内でもっとも大気汚染のひどい交差点、中山道陸橋をもしのぐと言うくらい大気汚染が進んでいる、とのこと(「ディーゼルNo」どころじゃねぇだろ>慎ちゃん)。ということで、今後は市場内で使われる運搬車の登録を進め、今年の5月からは電動式以外は新規登録不可とするんだそうだ。実際京都市では既に電動化終了、大阪市でも8割は電動だと言う話。
ところが、電動式運搬車、現場ではあまり評判がよくないらしい。いわく「非力」、いわく「充電に時間がかかって稼働率が上がらない」と。で、だ。「非力」の方はちょっとおいておいて、稼働率向上について考えてみよう。
実はこのヒントが遊園地にある、と、言ったら、どう思います? そう、電動ゴーカート。豊島園とか多摩テックあたりに行ってみればわかると思う。多摩テックはまだ行った事はないけど、豊島園ならうちの親父の勤務先の運動会が豊島園で行われていた関係上、けっこう足を運んだことがある。社会人になりたてのとき、同期でつるんでいったこともあったな...
で、その中に尻尾と言うか角と言うか、要するに集電装置を持ったゴーカートが実はある(あった?)。天井には金網が張ってあってそれがまぁ架線ということになる。金網の架線だから、トロリーバスのように架線からポールが外れたらどうしようか、なんてことはあまり神経質になる必要もない。屋内はこれで、屋外はバッテリー駆動とすれば、充電でストップと言う時間もかなり減らせそうに思う。0にはできないだろうけど...
問題は接地か...ゴーカートだったら、乗り降りの際に給電をストップ、ってできるけど、市場じゃそうもいかんなぁ...
うっかりころんで感電というのもシャレにならんしなぁ...う~む...
やっぱトロリーバスと同じ方式にしないとだめなのかなぁ...
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