STAR OHSU ~名国の逆襲~?
杉並区立高円寺会館と言うところで名古屋の大須演芸場を根城にしている芸人さん6組の寄席があった。
客の入りは会場の1/3くらい。まあ天気が悪かったせいもあるだろう。天気がよければ半分はいったんじゃないかな?
私のお目当ては漫画家としても有名(こっちのほうが稼ぎになっているとか)な立川志加吾(たてかわしかご)改め雷門獅篭(かみなりもんしかご)。かつて落語界の内幕を暴露した?漫画「風とマンダラ」を「週刊モーニング」に連載していたことでも有名である。名古屋を舞台にした古典落語をやっていた。あまりおもしろくないし、覚えるのは大変だし、終わったら体が痛くなる、と言う落語をやっていたが、どうしてどうして私はけっこう楽しめた。師匠の雷門小福(かみなりもんこふく)のやっていた落語よりおもしろかった。
あと、圧倒されたのは大東両(だいとうりょう)の紙切り芸。最初は足元がふらついていて「大丈夫かなぁ」と思ったが、舞台の真中に立つと、マイクなしで朗々と口上を述べるは、浪曲をやりながら紙切りをやるは。さすが芸暦60年。残念だったのはこの人しかできないと言う、後手で紙切りをやる「座頭切り」が見れなかったことだなぁ。
前半はちょっとだれ気味だったけど、後半はけっこう盛り上がったような気がする。名古屋に行く口実がまた一つできたかもしれない。
これを知った東京新聞の記事はこちら。
雷門小福一門のホームページはこちら
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» 「純粋理性名古屋批判」を試みんとて「名古屋本」をダダッと斜め読み。結果は感動のヤブヘビ……!! [東京無重力アワー'05]
★愛知万博こと「愛・地球博」に行くコトはないだろう。
だが、自分はなぜアンチ名古屋、反ドラゴンズなのか。
それは「田舎者」であるからだ。
名古屋こそ日本人... [続きを読む]
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