ノートPCの冷却
毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
あ、人はどうでもよくて(よくない!!)、PCの方です。
気温があがるに伴って、熱でPCの調子が悪くなった、などとおっしゃる方々も少なくないと思います。特に今年は、甲府で40度をこえるは、東京でも40度近くまで気温が上がるは、と異常に暑い日があったりしましたから。東京では終日30度を切らなかった日があったとかなかったとかいう話もありましたな。
というわけで、我が家のPCにも夏ばてになっているものがいます。そう、「百式」ことLibretto 100。こいつがここ最近ウイルスチェックの真っ最中にハングしまくるんですね。熱でこうなるというのは、ハングした状態のときにキーボードに触れるとかなり熱をもっていることでわかります。春や秋や冬にはこうなりませんから。
ここでデスクトップとかタワー型なら、ファンを交換してもっと冷却効果をあげたりするのでしょうけど、困ったことにLibretto 100はミニノートですから、本体にファンを内蔵する余裕などありません。通風口もあける余裕がございません。仕方がないので、ヒートパイプを使って本体(特にキーボード)に熱を逃がすという策をとっています。それで間に合わなければクロックを落とし、挙句の果てには強制終了という荒業を使います。
さて、冷却効果を上げるにはどうしたらよいか。本体にむりやりファンを内蔵する、という手もありますが、これをやってしまうのは荒業中の荒業になってしまいます。ええ、早い話が壊すと紙一重。誰でもできるものではございません。次に考えられるのは、外付けのファンをつけるという手でございます。昔、PCカードスロットに差し込んで風を送る、というファンがありまして、それを利用して冷却しようと買ってきたこともございました。
ところが...
このファンは熱風を吸い出すのではなく、冷風を送り込むタイプだったのでございます。
すでにファンを内蔵しているPCであれば、熱風を吸出し、冷風を送り込むの相乗効果が認められたことでございましょう。
しかし、先述の通り、Libretto 100には、ファンは内蔵されていない。通風口もない。そんなPCに風を送り込んだらどうなるか。そうです。熱風の逃げ道がない。かえって中の温度は上昇してしまうのでありました。というわけで、こいつもあえなくお蔵入り。
で、今はどうしているかというと、底に冷却用シートを敷き、こいつが稼動している間はクーラーをギンギンにかける、という方法でしのいでおりまする。まるで、サーバールームでございます、これでは。
これではたまらんというので、ノート用の冷却装置を買いに池袋まで行ったのでございますが、だめですね。ファン付きの台とか、冷却用シートとか、アルミの台とか、外側から熱を取っていこうとするものばかり。内側から何とかしようなどというものは今はまるで見かけません。
外側より冷やすより、中の熱を抜いたほうがよほど効率はよいと思うのですがねぇ...何でこういうものが廃れてしまったのでございましょう。嘆かわしい限りでございます。
いつまでもこんなマシンを使い続けているほうがどうかしているのでございましょうか?
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