Pitta!

Blogのおるすばん

ネット通販:アスマル 明日のeマルシェ

  • ネット通販:アスマル 明日のeマルシェ

Macromill


  • マクロミルへ登録

Lenovo Japan

  • ThinkPad L Series

サントリー森と水のクイズ2011

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

ALBAMIM

  • コロスキンラッピング都バス
     ケータイ内蔵カメラとかデジカメで撮った画像の一覧。

PageRanker

らくごカフェ

Twitter

Google AdSense



Firefox

尼尊


Buzzurl

  • powered by Buzzurl

Javari

  • Javari

« 今昔物語集 | トップページ | コバウおじさん »

2004/07/24

大伴家持とか言う奴は

 うなぎが古来スタミナ食とされていたことは、ご存知の方も多かろう。万葉の昔からそう言われている、とも言われているから。
 ここで言う「万葉の昔から...」というのは、『万葉集』巻第十六に収録されている大伴家持の歌、
 「石麻呂(いしまろ)に我れ物申す夏痩せによしといふものぞ鰻(むなぎ)捕り喫(め)せ」
のことであろう。たいていの人はこれは石麻呂(生まれたときからひどくやせていて、どんなに飲み食いしてもちっとも太らなかったらしい)に対する思いやりと解釈している人がほとんどだろう。
 しかし、伊藤博校注角川ソフィア文庫の『万葉集』によると、やせっぽちの石麻呂をからかった歌だと言うのだ。
 この歌に続けて、こんな歌が収録されている。もちろん作者は家持である。
 「痩す痩すと生けらばあらむはたやはた鰻を捕ると川に流るな」
 これは「やせっぽちでも生きていればまあよかろう。それより万が一にも鰻を捕ろうとして川に入って流されるなよ」という意味なんだそうである。この2つの歌は、「痩人を嗤咲う(わらう)歌二首」と題されているのだ。なんて奴だ>大伴家持...
 なお、この歌の真意を知った石麻呂(本当の名前は吉田連老というそうだ。ちなみに「きちだのむらじおゆ」と読む)が、
「え~い、やかもちい」
といったかどうかまでは、この本では触れていない。ま、校注者も見てきたわけではないから、当然か...
 というわけで、最後は夏向きのギャグで締めてみました。寒かったでしょ?

« 今昔物語集 | トップページ | コバウおじさん »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大伴家持とか言う奴は:

« 今昔物語集 | トップページ | コバウおじさん »

2020年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29

TrackFeed

  • track feed

Blog鑑定書

  • ブログパーツ

サッポロビールほし日記

Blogram

  • blogram投票ボタン

Edita

  • ブロガー(ブログ)交流空間 エディタコミュニティ

似顔絵イラストメーカー

GEORGIA 男の懺悔室

Chance It!

Blog妖精 ココロ

  • Blog妖精 ココロ

Pingoo!

  • Pingoo!新着記事一覧
    currentBlogList

My Websites

落語国から

無料ブログはココログ