等々力に行ったら「豆富」を買って...
かつて(といっても遠い遠い昔の話)近く(バス停2つ分。徒歩なら多分15分)に住んでいたこともあるせいか、等々力にふらりと出かけることがある。お目当ては、東京23区に唯一残る渓谷である。
等々力には東急大井町線の駅があるが、私はたいてい渋谷からバスで向かう。電車だと、渋谷から電車に乗った場合、途中二子玉川園か自由が丘で乗り換えないといけないが、バスなら直行できるから。それに、渋谷から40分くらいかかるので眠かったら一眠りできるのもありがたい。ま、たいていそうはいかないけど...
さて、等々力駅から等々力渓谷公園へ向かう途中に「豆富司 翠家」という名前の豆腐屋がある。豆腐屋といっても作りはモダンで、入口のところに「豆富司」の文字がなければ和菓子屋みたいに見える。
時間帯によっては、ずら~っと店の前に行列ができていたりする。等々力渓谷に行くたびにこれは気になっていた。というわけで、今日初めて寄ったわけだけど、普段抱いている豆腐屋のイメージとはずいぶん違った店だった。
まず、豆腐の種類が違う。普通の豆腐屋だと木綿、絹ごし、焼き豆腐くらいしかないけど、ここでは、そういうものの他に「創作豆腐」という感じの豆腐が目に付く。青大豆入りとか、ごま入り豆腐とか
でも、もっと驚いたのは、ここでは豆腐があらかじめパックしてあること。ま、スーパーに近い感じですな。正直言ってこれには違和感を感じたけど、この店は製造直売のみならず、よそに卸してもいるのかもしれない。
ちなみに、ここで買ったのは、にがり木綿と絹ごし。普通の豆腐よりやや高め(税込みで一丁147円。ちなみに普通の豆腐は一丁126円)だけど、家で食べたら、「久々にちゃんとした豆腐を食べたなぁ」という充実感のある味だった。「豆富」の字も伊達じゃない、と思った、いつもはスーパーの安売り豆腐ばかり食べているからねぇ>うち。
ちなみに、この店は「豆腐」と書かずに、「豆富」という文字を使っている。中国では柔らかくて弾力のある固体のことを「腐」というらしいけど、この時は「腐る」という意味の字と同じなので、イメージがよくないということなんだろうね。
植物性タンパクが豊富なんだから、「富」の字を使うべきだと。そういや、島根県だったかな? ここの豆腐屋さんはみんな「豆富」と言う字を使っている、とか聞いたことがあるなぁ、.同じ理由で...
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