野の花を追いかけて
元「鉄」で今はバスファンの私としては、バスの追っかけと言いたいところである。
もちろん、それはそれでやるつもりだが、最近凝っているのは花である。といっても育てるのではなく、見るだけ撮るだけだけど(苦笑)。
今年も南房総まで菜の花を、練馬の清水山、稲荷山までカタクリを、浮間公園まで桜草を見に行った、ま、浮間の桜草はかつては自生していたものが全滅して、今は栽培しているものだけど。そういえば、練馬の光が丘に今や貴重なカントウタンポポ(今都会で見るタンポポはほとんどセイヨウタンポポである)が残っていると言うので、これも見に行かざるを得まい。
それはそうと最近感動したのはカタバミの花。いわゆる雑草として顧みられることの少ない草だが、これが黄色のなかなか立派な花をつけるのだ。家の近所の板橋区立平和公園で見かけたのだが、思わず足をとめ、写真を撮ってしまったくらいだった。
栽培されている花は人の好みに合わせて鮮やかな色で、立派な花で、と手を加えられている。確かに見事だ。でも、野の花も地味だけど(実は清水山で雑草のように見えた花が実は日本在来のスミレだったとは知らなかったのだ。花壇の花ばかり眺めていると、わからないものだねぇ)精一杯生きているのだ。そうなると野の花もいとおしい。
野の花をいとおしむ心、これだけはなくしたくないなぁ。
天気のよい日はカメラを抱えて、さぁ、どこの花に会いに行こうか?
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